コンサルタントの導入によって実現した、改善事例の一部をご紹介します。
事例1:長年の赤字体質が、専門家の支援によって黒字化目前まで劇的回復!

5年連続での損益赤字により、債務超過が常態化していた状況から支援をスタートしました。
まずはコンサルタントが経営分析したところ、売上を求めて新規事業への投資を重ねた結果、固定費が増加し赤字体質に陥ってしまったものと判明。そこで「売上の拡大」ではなく「粗利の確保」に軸足を移すことを提案した上で、具体的な改善計画を立案させていただきました。
その後は月次のモニタリングと並行し、伴走支援によって粗利の最大化と経費削減を同時に進めることによって、損益分岐点を引き下げて徐々に黒字体質へと転換を図ります。
結果として経営状況は「劇的」に改善。大幅な収益性向上の実現により、現在は黒字化目前にまで業績を回復することができました。
事例2:八方塞がりだったEC事業、コンサル導入によって見事に復活!

ECサイトを長年運営してきたものの、売上・利益共に不振が続いていた小売業の支援事例です。
この企業様では当初、改善のために何をしたらよいのかわからず、EC事業の撤退も視野に入れつつ当オフィスに相談されたとのことでした。しかし十分に成長が見込めるというアドバイスを受けたことで、EC事業への本格的なテコ入れがスタートしました。
とはいえ人手不足により、作業リソースに余裕が無いのは明白であることから、コンサルタントが広告運用やデータ分析といった部分を代行。並行して毎月の定例ミーティングでアドバイスを重ね、着実に店舗の売上を拡大していきました。
さらに管理会計の手法を取り入れることで、EC事業単体での損益状況を明確にすること提案。これにより、利益や費用の正確な数字を把握し、広告費をはじめ適切な費用を算定できるようになります。
その他にも様々な施策が奏功し、結果として業績は大幅に復調。昨年対比で2ケタ成長する月も多くなり、EC部門単独での黒字化を実現することができました。
この企業様からは「自社のかかりつけ医」という有り難いお言葉を頂戴し、現在も引き続きお手伝いさせていただいております。
事例3:1,000万円超の補助金獲得により、衰退業界から成長業界へ飛翔!

年商2億円、従業員10名前後の製造業の事例です。
当社が生産する製品は品質が高く、既存の取引先からも厚い信頼を得ていたものの、需要自体が縮小傾向にありました。要因は外部環境の大幅な変化によるもので、将来的に売上が低下するのは免れない状況です。
相談を受けたコンサルタントも、当初は取引先の開拓営業に同行するなど苦心したものの、残念ながら満足のいく結果は得られませんでした。
今後についての現実的なご提案を差し上げた結果、社長様は既存事業の限界を改めて認識され、多角化によって成長業界へ進出することを決意されます。とはいえ問題は、新製品を生産するための新しい設備の導入が必須となり、その費用が当社にとって大きな負担となることでした。
そこでコンサルタントより、某大型補助金による資金調達をご提案。補助金申請に必要となる計画策定には大きな労力がかかるだけでなく、採択されるとは限らないのも難しいところです。
様々な話し合いの末に、計画書作成を含めた申請サポートをお手伝いした結果、決して採択率が高くない中で見事補助金を獲得することに成功。
その補助額は1,000万円以上。新事業の設備導入に多額の補助を得られたことによって、当社は経済的負担を最低限に抑えつつ、成長業界参入の第一歩を果たすことができたのでした。
事例4:経営者の実力にデータ活用を加えたら…事業の成長が飛躍的に加速!

東京都内に5店舗を構える企業様より、事業拡大についてのご相談を頂いた事例です。
この企業様の業績は好調で、次の出店候補地を探すことが支援の主題ではあったものの、足元では人手不足に大きな課題を抱えている状況。
またこれまでは知人の勧め等で新店舗をオープンしてきたものの、今後は合理的に出店地を選定することが求められ、戦略的な意思決定が必要な段階にあることは明白でした。
そこでコンサルタントが参画し、既存顧客、競合店舗、商圏人口などの様々なデータを収集した上で、数値に基づいた出店地域の選定プロセスを策定。同時にスタッフの採用のしやすさにおいても、データに基づいて具体的な候補地を選出させていただきました。
このような出店フローの確立により、もとより好調だった事業はさらに勢いを増すことに。
競争の激しい業界の中で驚くほどの成長を実現し、最近ではフランチャイズ化も視野に入れているほどで、まさに絶好調といった事業展開を実現しています。
事例5:新規事業開発の徹底サポートにより、わずか半年でのスピード進出!

福祉関連の事業を営む企業様から、将来を見越して新規事業に取り組みたいというご相談を受けました。
当初お話を伺った限りでは、現状維持によって経営していくだけでも、当面の間は問題ない状況にあります。しかしながら社長様としては、中長期的には既存事業の縮小が見込まれるため、今のうちから新規事業に着手したいという強い意志をお持ちでした。
その発想の根底には、従業員の雇用を必ず維持していくという責任感があり、我々もその思いに応えるべくサポートに熱が入りました。
まずは事業開発を得意とするコンサルタントが、自社と外部の分析から支援をスタートします。次に市場調査やアンケートなどのリサーチを代行し、社長様のご意向を一番に尊重しながら、現実的かつ最適な事業コンセプトを設計。
さらに具体的なサービス内容を提案し、営業ツールの作成やプロモーションに至るまで、ローンチまでの様々なプロセスをお手伝いさせていただきました。
このような徹底したサポートによって、新規事業はわずか半年という期間でのスピードスタートを実現。
並行して既存事業の業務効率化も進めていたことで、新規事業による人件費の負担も増えることがなく、極めて理想的な事業開発の事例となりました。